私がアニマル・コミュニケーターに進んだ理由

それは
私に癒しをくれる動物の為に恩返しがしたい。
動物も人間と同じ命として大切に扱ってもらえるようなお手伝いをしたい。
それが理由だ。


我が家に
ちろるというシーズーの男の子がやって来て、生活を共にし
"命"について本当に
あるいは真剣に考えるようになった。

タイミングだったのかもしれない。
学生の時もそれなりに考えていたのだから。

殺処分される犬猫の事
森林伐採等によって生活圏が脅かされたり
毛皮等を求めて密猟されたりする野生動物の事

何かしたいけど
私に何ができるだろうか・・・


私が動物保護の団体を立ち上げて
里親探しする事も頭に浮かんだ。

でも保健所に行って
どの動物を引き取るのか
私には選べない。

また
保護する場所も
彼らの食事・排泄シーツを購入する資金もない。

ボランティアとしてお手伝いするのならいいのだ。

だが責任者の立場になるのは荷が重すぎる・・・
どんなに動物の命を守りたくても
自分がしんどいと思う事は続けられない。

野生動物保護についても然り。
獣医師程の知識もない
体があまり丈夫でもない
そんな私が現地で何ができようか・・・

そこで私が選んだ道
それがアニマル・コミュニケーターだ。

寄付という形での資金のバックアップと
動物好きのオーナー様達に彼らの事を知ってもらう事。

コンパニオン・アニマルとしての動物も野生動物も
保護活動には
現実問題として資金が必要だ。

さらに私が寄付する事で
私にACを依頼してくれた方も
保護活動に貢献してもらえる。

それなら別にアニマル・コミュニケーターでなくても・・・
ともいえる。

実際、今の受け取っているお給料から
寄付しているのだから
それは売上という形で
会社にサービスを依頼した人から頂いたものなので
その人達も同意・不同意なく貢献している訳だ。

ならば
自分がやりたい事を選びたい。

ACを通して
ペットの気持ちをオーナー様にお伝えすると
充分良好な関係であっても
(そもそも私にACを依頼されるのは
その子の事をもっと知りたい
その子が望んでいる事をしてあげたいという
その子への愛情があるから)
両者の絆が一層深まるのだ。
それは私にとって幸せだ。

しかも
「身近な家族がうまくまとまっていないのに、大きな会社をまとめられる訳がない」
と言われるように
"動物"保護には
そんな風に深い絆で結ばれたペットとオーナーさんが
たくさんいる事が基礎だとも思う。

さらに
年間20万頭もの犬・猫が殺処分されている事
(犬・猫に限っての数字なので、うさぎ、フェレットなど含めたら・・・)
野生動物たちが知らぬ間に絶滅危惧の状態にある事
それを知ってもらう事。

別に同じように寄付して下さいと言っている訳では決してない。

ただ知れば行動を変える事もできる。

迎えたペットをきちんと躾することかもしれない
里親になることかもしれない
(野生動物保護なら)
マイ箸、エコパックを持つことかもしれない。

知らなければ、知らないのだから
変えることを思いつきようがないと思う。

それが私がアニマル・コミュニケーターの道を進む事に決めた経緯だ。


【ちろるの一言】

ちろる

 ぼくが元気でいることがお母さんの幸せなんだ♪